交換の記録から見えること
同じ部品でも、拠点によって寿命は大きく変わります。多くの場合、原因は利用量ではなく置かれ方にあります。空調の吹き出し口の下、直射日光の当たる位置、粉じんの多い通路脇。交換の履歴を拠点ごとに並べると、この種の共通点が浮かび上がります。部品を売る側からすると都合の悪い話ですが、報告しない理由がありません。
交換可能なモジュールという考え方
現地修理は、診断し、部品を手配し、再訪する流れになります。モジュールごと交換すれば、この流れは一度の訪問で完結します。機器は当日中に稼働へ戻り、細かな修理は工場で行えます。拠点数の多いネットワークでは、この差が年間の停止時間の大半を占めます。店舗から最も多くいただくご質問の一つが「交換実績を数字で見る」です。
統一は、機器より部品から
複数メーカーの機器が混在した状態を解消するのに、機器を入れ替える必要はありません。周辺部品を揃えるだけで、倉庫の品番は減り、技師が覚える構造は一つになり、交換時間が予測できるようになります。費用は機器の更新とは桁が違い、効果は一年以内に保守予算に出ます。